ステンレスは鉄よりも硬くて重い材料です。弊社では比較的にSUS304-2B材を使用することが多く、SUS430やカラーステンレスも使用頻度が高い材料です。
※掲載の製品はお客様(設計者様)からのご依頼で製作した製品です。弊社の自社製品ではありません。本品の製作をご依頼される際は設計図等をご用意願います。
ステンレス板材、FB(フラットバー)を多用して製品を造っていますが、板材の厚さは1.0、1.2、1.5、2.0、2.5、3.0、5.0mmなどさまざまです。ステンレス素材を切ったり、切り欠いたり、穴を開けたり、曲げたり、溶接してステンレス製品を製作しています。
【ステンレス曲げ加工】湾曲させたステンレス板の溶接
断面で言いますと、波打ったような、上下する曲線グラフのような形状にステンレス板をベンドし、その湾曲したステンレス板の側面にステンレス部材を溶接する製品を造りました。
湾曲には角度(R)指定があり、指示角度を作り出すための工夫が随所にちりばめられています。湾曲ステンレス板の側面には、その形状と同じ角度で製作した別のステンレス部材を溶接しましたが、この部材もいくつかのステンレス板を溶接して作っています。
溶接後はバリ取りやコゲ取りなどの表面処理を施した後、製品検査を経てお客様にお届けいたします。
【ステンレスC形鋼】独自形状のC形鋼
ヤゲンが入る断面形状であればご希望の形状と長さのステンレスC形鋼を製作することができます。ヤゲンとはベンダーの刃(パンチ)のことです。「板厚2.0mmで4mのC形鋼が欲しい」、「断面寸法は、12×40×70。φ8とφ6それぞれ指定の穴位置で開ける」、「C形鋼の両端部は指定の形状で切欠きを入れて欲しい」。ステンレスでオリジナルC形鋼を作りたいという設計者のご要望を実現させます。
【ステンレスの箱の製作とアッセンブリ】
単純に穴を開けた板だけを希望される場合も対応いたします。多くの部材をアッセンブリして組み上げる製品加工も承ります。ステンレスの箱を作り、それをベースとしてさまざまなステンレス部材を取り付けて完成させる製品を多く請け負っています。
長穴や正円穴を開けた後に箱曲げ加工したステンレス素材にステンレスフラットバー(ホット材)を溶接した製品を製作しています。
【長いステンレス板の加工】
5mを超える薄くて長いステンレス板でさまざまな製品製作をしています。SUS形鋼で枠材を作り、ステンレス板を溶接します。建築・建設で利用される部材や、一般の方々が目にすることが無い特殊な長い製品製作を請け負っています。
【ステンレス製円筒形・円形製品の加工】
箱物など四角形の製品だけでなく、円形製品も製作しています。ステンレス板を丸めて溶接して筒を作ったり、ステンレス板の円形レーザー抜き加工を承っています。