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太陽光モジュール受け架台レール【屋根用架台・野立て用架台】

折板屋根設置(金属屋根)や地上設置(野立て太陽光)に使用する架台レールは4種類製作しています。

※本品の製作をご依頼される際は基本設計図、割付図等をご用意願います。

※当社では太陽光パネルは販売していません。パワコン等の電設機器の取り扱いはございません。金属製品のみの製作となります。

 

① コの字レール

主に重ね折板屋根に利用する架台レールです。コの字2点曲げの断面形状を持ち、上面に太陽光モジュールを置いて固定します。長さはタイトフレーム間(屋根材を留めてある金物)を基本とします。

 

コの字レール上面には太陽光モジュールを固定するためのボルト穴が開いており、底面には屋根金具に設置するための穴が開いています。タイトフレーム間の距離によって強度を確保するために板厚や高さや長さ(L寸)を変えて対応します。野立て架台にもコの字レールを使用します。


 

② M型レール

主に重ね折板屋根に利用する太陽光用架台レールです。M型レールは、断面がMの字に曲げた架台レールです。上部の開口部にグリップ&ハンガーという金具を利用して太陽光モジュールを強固に固定します。

 

コの字レールよりも剛性がありますのでタイトフレーム間が広かったり、曲げモーメントの大きな強風地での利用に適しています。


 

③ ハット型レール

重ね折板屋根やハゼ折板屋根のいずれの場合にも利用できます。井桁組みしたり、太陽光モジュールの設置方法が縦横混在など、さまざまな設計に対応するために使用します。

 

ハットで使用したり、逆ハットで利用したりと折板屋根に確実に太陽光モジュールを設置し固定する方法を選択しています。野立て架台のレールとしては使用はしません。


 

④ C型(リップ型)梁レール

Cチャンの呼称があり、頻繁に架台レールとして使われています。弊社のC型(リップ型)レールは上面に傾斜を付加した断面形状をしています。このC型(リップ型)レールを横梁として使用し、この横梁に母屋(太陽光モジュール受け材)としてコの字レールやM型レールを取り付けます。

 

Cチャン架台の場合は、上端にL金具(ネコ)を作って取り付けますが、オリジナル傾斜リップ型レールの場合は、上面を希望される角度に傾斜させることにより、取付金具を一種類減らすことができ、尚且つ、太陽光モジュール傾斜角度調整に腐心する手間が省け、野立て傾斜架台を組むことができます。

尚、竜洋ではオリジナルレールによる太陽光発電設備架台製作をしていますので、市場に出回っているCチャンで野立て架台を組むことは稀です。市販品にケガキを施して孔を開けたり切ったりするよりも作った方が早いからです。メガソーラーでの利用など大量製作になればなおのこと、鋼板をレーザー加工やタレットパンチプレス加工し、ベンディング加工した方が格段に速いと思います。

太陽光用設備架台の納まり図、施工図、部材単品図等の設計図は、受注後の作成となります。お問い合わせ時や御見積時の作成、ご提供はいたしておりません。