主に工場や倉庫へ設置する鉄骨階段を造っています。
工場や倉庫の建屋内に設置する場合の階段は、ほとんどは人が昇降するための用途です。
機械のメンテナンスのために高所へ上り下りする階段や、床面に這っているパイプや構造物などを避けて通過するための階段を製作しています。
通常、建屋建築時に1階から2階に至る階段は設計段階で計画されていますが、工場や倉庫の後付け設備によっては想定外の昇降が必要となったり、歩行の安全のために建屋建築の後から設置する必要が出てくる場合があります。
昇る高さによっては転落防止のための手摺を取り付けます。弊社では階段、手摺、昇降タラップ等、安全のための設備を作っています。
階段の踏み板は工場や倉庫の屋外の場合はエキスパンドメタルで製作することが多くあります。屋内の場合は縞板鋼板を使用する場合がほとんどです。
エキスパンドメタルは雨天において効力を発揮します。エキスパンドメタルの鉄の網目が滑り止めとなり、歩行時に強いグリップ力を発揮します。更に階段の両サイドに手摺を設置することにより、高い安全性を得る事ができます。
踏み板表面がデコボコの縞板鋼板にすることにより滑り止めとなり、安全性を高める事ができます。
手摺は丸パイプを使用し、人の指や手のひらを損傷しないような表面処理を施しています。表面処理は塗装であったり、溶融亜鉛めっき(ドブめっき)であったりとさまざまですが、バリや突起などを削り落として安全性を高めた表面仕上げをしています。
階段の素材としては、H形鋼や溝形鋼を使用した重量鉄骨階段であったり、LアングルやC形鋼を使用した軽量鉄骨階段であったりします。用途や利用者のご要望により、多彩な仕様の階段を造っています。
歩廊巾は300mmから1200mmまで用途により、ご要望に応じて製作しています。
手摺は鉄製がほとんどですが、設置場所の環境によりステンレス製の手摺を製作する場合もあります。ご要望に応じた仕様にて製作いたします。
鉄製階段についてのお問い合わせは、お問い合わせページをご利用ください。